第17回パラミタ陶芸大賞展
■2023年6月8日(木)~7月30日(日)※会期中無休
投票期間: 2023年6月8日(木)~7月13日(木)
※大賞作家にご投票いただいた方には、パラミタミュージアムより記念品をさしあげます。
パラミタ陶芸大賞発表式: 2023年7月23日(日)午後2時~
パラミタ陶芸大賞 1名 賞金100万円
恒例となったパラミタ陶芸大賞展も、本年17回目を迎え、来館者による投票という
大賞選考方法もすっかり定着しました。
今回も、全国の美術館、画廊、美術評論家の方々から、「時代を代表する陶芸家」を
推薦いただき、上位6名の作家をノミネートして、パラミタミュージアムの会場に
作品を展示します。
賞の選考は6月8日から36日間の展示期間中に来館者に投票していただき、
その結果により大賞を決定します。
多数の皆様のご投票をお待ちしております。
奥直子(Naoko Oku)(神奈川県)
川瀬理央(Rio Kawase)(静岡県)
酒井智也(Tomoya Sakai)(愛知県)
佐合道子(Michiko Sago)(石川県)
髙山大(Dai Takayama)(三重県)
戸田浩二(Koji Toda)(茨城県)
【同時開催】 小嶋千鶴子 作陶の軌跡展
■2023年6月8日(木)~7月30日(日)※会期中無休
小嶋千鶴子(1916~2022)は三重県四日市市に、江戸時代から続く岡田屋呉服店の五人
きょうだいの次女として生まれました。
しかし父母が早くに他界したため、千鶴子は一家の中心となって家業を担うこととなりました。
その後23歳で株式会社岡田屋呉服店代表取締役に就任し、岡田屋からジャスコ(現・イオン株式会社)を
立ち上げ、役員として社員教育や人事を担当しました。
そして経営から引退した後、70代から独学で陶芸を始め、一日の大半を自宅のアトリエで作陶に
いそしみました。当初の制作目標であった3,000点を達成したのは、12年後の85歳のことでした。
また2003年3月には、20代のころから約60年にわたって収集した美術品を収蔵展示する施設として、
三重県菰野町大羽根園にパラミタミュージアムを開設しました。その後三重県で文化助成活動を行う
公益財団法人岡田文化財団に施設と収蔵作品を寄贈して、パラミタミュージアム名誉館長と
なりました。
本展では器、陶人形など、様々な表現に挑戦した小嶋千鶴子の作陶の軌跡をふりかえります。