恒例となりましたパラミタ陶芸大賞展
昨年はコロナ禍により延期となりましたが、今年で第15回目を迎えました。
来館者による投票という大賞選考方法もすっかり定着いたしました。
今回も全国の美術館、画廊、美術評論家の方々から「時代を代表する陶芸家」の推薦にて上位6名の作家がノミネート。
賞の選考は6月3日から39日間の展示期間中に来館者に投票していただき、その結果により大賞が決定します。
※大賞作家に投票いただいた方には、パラミタミュージアムより記念品がおくられます。
展示期間:2021年6月3日(木)~7月26日(月)54日間
投票期間:2021年6月3日(木)~7月11日(日)39日間
大賞発表式:2021年7月18日(日)午後2時から
パラミタ陶芸大賞 1名 賞金100万円
同時開催
【高山光陶彫展】 —狛犬と、あそぶ。—
2021年6月3日(木)~7月26日(月)
髙山光(たかやま・こう)は1943年(昭和18)三重県一志郡川合村(現・津市)に生まれました。生家は真宗高田派光泉寺。県立津高等学校を卒業すると、京都府陶工職業訓練所に進み、やがて染付の近藤悠三に弟子入りしました。その後、益子の加守田章二の助手となり、1967年(昭和42)には郷里の津市に築窯し独立しました。また1977年(昭和52)には種子島に一年間滞在し、種子島焼の窯で制作しています。伝統工芸展、朝日陶芸展などに出品するとともに、各地で精力的に個展を開催してきましたが、その作陶の姿勢はどこにあっても自分の思いに忠実であることでした。
今回は狛犬をテーマに、髙山光の感性が作り出す陶彫の世界を展示します。20組を超える狛犬の迫力をお楽しみください。