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2025.12.20 観る 遊ぶ 体験 食べる 菰野outside

菰野OUTSIDE #08 初日の出は菰野富士モーニングトレイルで

 

どうも! 菰野OUTSIDEのズミとウラです。菰野町観光協会さんのサイトで菰野町内の遊んで楽しい野外スポットを紹介していきます。第8回は、元旦の初日の出のスポットとして菰野富士を紹介します。

※菰野OUTSIDEについては、この記事の最後を読んでね。

12月も後半戦。2025年もわずかなこの時期、初日の出をどこで眺めようと考えてしまう。
菰野町内の初日の出スポットと言えば、御在所岳山上だったり、菰野町役場の庁舎屋上がよく知られている。
※元旦は御在所ロープウエイも早朝営業をしていたり、菰野町役場も屋上を開放したりと初日の出対応モードになっている。

御在所岳山上の初日の出は、言わずもがな素晴らしい絶景である。しかし僕個人の経験だが、冬の御在所岳は雲が出やすく山上では、初日の出が拝めないケースもある。菰野町役場の屋上は手軽に初日の出を楽しめるが、OUTSIDE的には少々物足りない。
というわけで、御在所岳ほど有名ではないが、地元の方には結構知られており、数十分で山頂まで気軽に登れる初菰野富士を紹介しようと思い12月某日モーニングトレイルを決行した。

この日の日の出時刻は6時45分くらいだったので少し早めの6時前に菰野富士駐車場に集合した。
当然まだ真っ暗だが、時間までじっとしているのも寒いので駐車場近くの遊歩道を少し散策。

少し高くなっている場所から菰野町内や四日市の夜景(もうすぐ朝だけど)がよく見えた。これはこれできれいな景色だったので満足しそうになってしまった。
でも今日の目的は日の出。しばらくしたら寒さを我慢して山頂へ向けてスタートした。

登山道は木々が覆い真っ暗だったので写真はあまり撮れなかったが、山頂目前で空がひらけてきた。
プライベートでもよく散歩がてらよく登る山だが、この場所にくると心が躍る。

こんな景色が見れるなら。

かなり空が白んできたが、まだ日の出前。
まだ目覚めきっていない薄ぼけたピンク色の空に建物の明かりと高速道路を流れる車のライトが良いアクセントになっている。

そしてうしろを振り返ると

湯の山温泉街、御在所岳があり、山の上を見上げると月がまだそこにあった。
東側の薄ピンク色の空とは対照的に、西側の空は紫のグラデーションが景色を覆っていた。

しばらく空を眺めて待っていると四日市のコンビナートの向こうから太陽が少しづつ姿を現してきた。この景色をぜひ元旦に見てほしいと思いウラさんがシャッターを切り続けた。

やはりこの時間は身体が冷える。もう少し日の出を楽しみたいので、お茶を沸かすことにした。

アウトドアのギア類でお湯を沸かすとコーヒーを連想しがちだが、もちろん日本茶でもOK。元旦は日本人らしくお茶でリラックスするのもアリだ。

日が上がってきたのでそろそろ下山。登山道はまだ少しくらいが良い雰囲気だ。


 暗い時間帯の登山には、ヘッドライトは必須だ。今回は夜明け前の時間なので付けるのは当たり前だが、昼間の登山でもできれば携帯して欲しい。何かの事情で下山が遅くなり日が暮れる可能性もある。スマホのライトでも十分と思う人もいるかもしれないが、スマホだと片手が塞がるので両手が空くヘッドライトを推奨したい。

下山途中、地面に目を向けると獣のウンチが。

僕たちは獣のウンチを見るとテンションが上がってしまうのだ。
それはここに何が生息しているかが分かる要素のひとつだからだ。
形や何を食べているか?など見て答え合わせをしていく。

今回見つけたウンチは形的には中には何やら種のようなものがあった。きっとアケビかムベのような木の実を食べてちょっとお腹がゆるくなった雰囲気だ。
それにこの数…
きっとタヌキだな。
タヌキは綺麗好きなのかなんなのか同じところでする習性があるそうだ。

自然の中で動物たちの痕跡を見つけると会っていないが距離が近く感じれる。
それが僕はたまらなく好きだ。

たいぶ明るくなってきた。

明るくなるとまた景色が変わるのもいい。
ひとつの場所で2つ景色を楽しめて得した気分を味わえる。

山頂から数十分で下山。これから出勤する僕たちにはちょうど良い時間だ。
初日の出関係なく、早朝登山はおすすめだ。
何がって?山に行くために早起きをする。それができるだけで今日の勝利は確定だ。山に登るのはオマケみたいなもの笑。早朝にひと汗かいてくるだけで、始業からフルスロットルでいける。やるなら早朝登山は平日と相場が決まっている。

菰野富士は道もきれいで気軽に登山を楽しめる山。初日の出はもちろん、年末年始休暇中の食べ過ぎや運動不足解消に歩いてみるのもいい。普段あまり運動しない方も気が向いたらチャレンジできる山だと思う。
伊勢湾も御在所岳も眺めることができる360度の景色を楽しんでもらいたい。


 

 

 


菰野OUTSIDEとは


鈴鹿山脈界隈で活動するグラフィックデザイナーとフォトグラファーの2人が地元民目線とクリエイター視点で菰野町内のフィールド(山、谷、森、川、田畑、原っぱなど)の面白い場所を見つけて、自ら遊び、その楽しさを伝えていくプロジェクト。

 

member

ズミ

菰野町のデザイン事務所エコムクリエーションの代表を務めながら御在所岳発のハイクブランド1212を展開しているグラフィックデザイナー。愛車はGARYFISHERのSuperfly。

 


 

ウラ

結婚を機に愛知県から鈴鹿山脈の麓に移住してきたフォトグラファー。鈴麓寫眞という写真館を経営しながらコマーシャルフォトなどの撮影も精力的に行う。愛竿はGO-PHISHのKamome trail。


 

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