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2025.11.26 観る 遊ぶ 体験 食べる 菰野outside

菰野OUTSIDE #07 紅葉狩りとデイキャンプスイーツ

 

どうも! 菰野OUTSIDEのズミとウラです。菰野町観光協会さんのサイトで菰野町内の遊んで楽しい野外スポットを紹介していきます。第7回は、東海自然歩道の紅葉と鈴鹿スカイライン沿いにある鳥居道山キャンプ場で秋らしいスイーツを楽しみました。

※菰野OUTSIDEについては、この記事の最後を読んでね。

この辺りの紅葉も山上から少しずつ標高を下げ、山の中腹や山麓の湯の山温泉に降りて来る頃。
ロケをした日は11月中頃だったが、この記事が公開される頃には山麓の紅葉も見頃になっていると思い、今回は紅葉と秋のスイーツをテーマに菰野OUTSIDEを行った。

場所は、湯の山温泉より少し下がった鈴鹿スカイライン沿いの鳥居道山キャンプ場だ。僕自身もここを訪れるのは小学生の時に行ったキャンプ以来かもしれない。

昭和からそのまま刻が止まったような雰囲気に一気に僕たちは心を奪われた。これは是非ともたくさんの人に知ってほしいキャンプ場である。
最近、町中華の動画がYouTubeなどで流行っていたように良き昭和の雰囲気が残るキャンプ場は、きっと若い世代にもハマるんじゃないかと思った。高規格キャンプ場じゃなきゃダメという人以外は、ぜひ来てほしいと思う。

今日お世話になるサイトはここだ。「千草」
町内の地区名がサイト名になっているのも面白い。

サイト自体は自然を感じられながらもしっかり管理されていてとても綺麗だ。ペグもいい感じで入っていく。硬くも柔らかくもなくちょうど良い。写真に撮るのを忘れたがサイト内に水道があるのも嬉しいポイントだ。(水道のないサイトもあります)

タープを張ったり、本日の基地の準備を進めていく。
すぐにスイーツを楽しむには時間が早い。ということで、キャンプ場の近くを散策することにした。

鳥居道山キャンプ場の近くには東海自然歩道が通っており、ちょっとしたハイキングには最適だ。

町内にある東海自然歩道でもこの区間は、あまり歩く人がいないので隠れ家的なトレイルと言えるかもしれない。平日ということもあり、とても静か。多少のアップダウンはあるが、登山道に比べれば十分に整備されており歩きやすい。

歩道の左右で植生が違うのが非常に興味深い。歩道の東側は、人の手によって植林された針葉樹の森。反対に西側は雑木の広葉樹。樹木自体の形も大きく異なるので陽の光の入り方も違い、自分の左右で別世界が広がっている。

大木の根は、兎にも角にも力強かった。

猪のヌタ場もありケモノの気配も感じれるのはまた楽しいポイントだ。

少し歩くと開けた場所に出た。

ウラさんが面白い形の枝を見つけた。魔法使いの杖のようだ。RPGゲームだと物語終盤に手に入れることができる強力な杖ように少し厳つい形状。
映画「ロード○ブザリング」の白のガン○ルフじゃん!って思った笑。
色づきはじめた紅葉とウラさんの白いコートとの対比が美しい。この記事が公開される頃は、この場所はかなり鮮やかな紅葉になっているのではないだろうか。木々の向こうに湯の山かもしか大橋と御在所岳の山頂がちょこっと顔を覗かせている。

森を抜けると橋の真下に。

 

巨大建造物好きにはたまらないスポット。

 

紅葉し始めた葉に陽の光が透けている。見事なグラデーション。紅葉している場所を探しながら歩くのも楽しい。

紅葉を探しているとこんなものまで。

大人でもついついやってしまいます笑。

 螺旋状のつる

滝のように生える苔。
毎回言っているが、山の中は面白いものが満載だ。
山道を歩くときは必ず周りをキョロキョロする。
自然は僕たちにとって美術館なのだ。
人間の手ではなく自然が創り出す造形美を鑑賞しながら色々な妄想をするのも山歩きの醍醐味でもある。
それにしても神秘なんですよね。
絶対に考えもつかない形をしている。
その場所場所で地形に合わせて自分たちが生きやすいように形を変えて生きている。
仕事でアイデアが欲しいとき、うまくいかなくて落ち込んだときには山が生き方を導いてくれているような気になる。


そして三叉に別れた大木。あまりの力強さに魅せられて抱きついてしまった。この木から明日を生きる希望をもらえたような気がする。周辺には、このように枝分かれをした大木が至る所にあった。少しでも日光が当たる場所を探しながら形状を変化させていた。

軽い紅葉狩りを終え、鳥居道山キャンプ場に戻ってきた。今日はタープがきれいに張れたと二人で自画自賛。ギア類もコンパクトにまとまり、中々いい感じのサイトになったはず笑。

さっそくスイーツの準備に取り掛かるウラさん。

 

今回は家で子どもたちに大人気のアレを作りたいと思う。
意外と今までキャンプでは作らなかったけど今回はちょうどいい鉄板もゲットしたので作っていく。

まずは米粉とラカント(砂糖の代わり)とベーキングパウダー、卵、アーモンドミルクを混ぜる。

オーツミルクは様子を見ながら足していく

焼いていくよー。ここまでくると何を作っているかわかっちゃうよね。
焼いている間に僕はコーヒーの準備。今日は簡単にドリップコーヒー。三重県総合博物館MieMuのオリジナルコーヒー。ミエゾウの骨格標本のシルエットがデザインされたパッケージ。マンモスじゃないよ。かつて三重県にも象がいたって知っていましたか?日本に象がいたという事実だけでロマンじゃない?
そんな古代に想いを馳せながらお湯を沸かしていく。

そう、今日のスイーツはパンケーキ。良い感じに焼き目もついてきた。
この最近ゲットした鉄板のサイズがOUTSIDE cookingにはちょうどよく買ってよかった。
今回のパンケーキもバッチリ。
次はハンバーグなんかも作りたいな。

この厚み!そしてバターの香りが堪らない。外側はカリカリ、中はふわふわ。まさにお手本のようなパンケーキ。今日はあまり運動をしていないが、この見た目と香りが僕たちの感覚を狂わせてくる。
コーヒーと一緒にいただきます。

そしてスイーツを食べたあとのデザートも用意してきた。
sweets to desert!!
秋の定番焼きイモ!
実はパンケーキを焼いている間にとなりの焚き火で準備していたのだ。

パンケーキ用に持ってきたバターで追い討ちをかけていく。イモの甘さとバターの塩っ気がさらに僕たちの幸せのバロメーターを振り切っていく。これぞ食欲の秋。

パンケーキと焼きイモを堪能した後は、キャンプ場内を散歩。ブロックのようなバンガローが可愛い。

近くには川も流れていた。テントサウナを持ち込んだりできれば、この川にドボンなんてのも良い。
今度は家族を連れてプライベートできたいねと食後のまったりタイムを楽しんだ。

今回はガッツリ登山ではなく、軽いハイキングだったので服装もアウトドアスタイルをベースにミリタリーなテイストを加えたコーディネートになった。
ウラさんは、ユーズドの仏軍の白いロングコートに難燃素材のパンツ。
ズミは、MA-1ジャケットに差し色としてオレンジのレインウエア。

本格的な登山でなければ、アウトドアでもファッションの幅は広くなる。白いコートに白いパンツなんてのもチャレンジングなコーデだ笑。
お互い焚き火で汚れないように気を使いながらだけど。

靴もキャンプ場ではよく見かけるダナーのブーツ。街履きしている人も多いと思う。でもこれを登山に使うのが面白い。ダナーのブーツは作りが昔から変わっていないので現代の登山靴と比べると不便な点も多いが、ゴアテックスが採用されていたりなど登山靴としてのスペックは十分にある。鈴鹿山脈の日帰り登山なら僕たちもよく履いているし、今日のようなライトなハイキングならとてもマッチすると思う。

 

僕たちOUTSIDEでは、外遊びをしながらスタイルなどの提案も一緒にしていきたいと思っている。自分のこだわりのスタイルや道具を使って遊んだ方が数倍楽しいからだ。外だから、汚れるからと言って定番すぎる格好ではなく、好きなものを身につけて楽しんでもらいたい。
もちろん定番は定番で素晴らしい。僕らも定番な格好はよくするしね。

 

 


鳥居道山キャンプ場


御在所岳の登山のベースキャンプとしても利用可能!
直火OKなキャンプ場です。
 
三重県三重郡菰野町千草7093
新名神高速道路 菰野ICから車で約10分
利用者用駐車場あり・約50台(オートサイト内乗り入れ可能)
TEL:059-392-2292(HP等SNSはありません)


MieMu Coffee


パッケージにミエゾウが描かれた三重県総合博物館 MieMuのオリジナルブレンドコーヒーです。
【内容量】10g
【原材料名】コーヒー豆(生豆生産国名:ブラジル、ガマテラ、エチオピア)
【保存方法】直射日光・高温多湿を避けて保存
【使用上の注意】開封後はお早めにお召し上がりください。
【焙煎者】吉良屋珈琲 吉良剛
 
お求めは三重県総合博物館MieMuのミュージアムショップもしくは
オンラインストアにて

 

 


菰野OUTSIDEとは


鈴鹿山脈界隈で活動するグラフィックデザイナーとフォトグラファーの2人が地元民目線とクリエイター視点で菰野町内のフィールド(山、谷、森、川、田畑、原っぱなど)の面白い場所を見つけて、自ら遊び、その楽しさを伝えていくプロジェクト。

member

ズミ


菰野町のデザイン事務所エコムクリエーションの代表を務めながら御在所岳発のハイクブランド「1212」を展開しているグラフィックデザイナー。愛車はGARYFISHERのSuperfly。

 

ウラ


結婚を機に愛知県から鈴鹿山脈の麓に移住してきたフォトグラファー。鈴麓寫眞という写真館を経営しながらコマーシャルフォトなどの撮影も精力的に行う。愛竿はGO-PHISHのKamome trail。

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