2022.05.12 観る 歴史・文化

菰野横山邸園

御在所岳(ございしょだけ)(標高1,212m)の東に広がる平野部に位置。

横山氏は中世に菰野地域に移り住んだとされ、江戸時代には名主を務めた旧家です。

昭和43年(1968)に横山氏が書院の新築と茶室の移築を行った際に、

庭園研究者で設計者でもあった重森三玲(しげもりみれい)(1896~1975)に

設計を依頼して造られました。


正門から主屋玄関までの玄関前庭,主屋と書院の南側に広がる表庭、

主屋と書院の北側の裏庭、茶室に伴う露地の四つからなっており、玄関前庭は門から玄関まで

斜め方向に切石敷が伸びています。

表庭は主屋と書院に南面する枯山水です。

地面に白砂を敷き、その中に低い築山を心字形に配置しています。

背後の築山も含め、全体に大ぶりの石を多数組み裏庭は主屋と書院に北面し、

右方向から左方向へセメントによる斜線状の区切りを十条引き、その区切りの間に赤砂と白砂が

交互に敷かれています。

露地は、書院・腰掛待合(こしかけまちあい)・茶室等を飛石が結び、蹲踞(つくばい)を

配しています。

 

菰野横山邸園 https://www.yokoyamateien.jp/m05/

BACK