近代日本画を築いた二人の挑戦。 大観の代表作「無我」きたる ~期間限定公開~
明治期、新たな時代にふさわしい「日本画」の創造という岡倉天心の理想に共感し、近代日本画の確立に大きく貢献した横山大観(よこやまたいかん/1868ー1958)と菱田春草(ひしだしゅんそう/1874ー1911)。大観は明治22年、春草は明治23年に東京美術学校(現:東京藝術大学)に入学し、在学当時から親交を結びます。明治31年、二人は岡倉天心の指導理念のもと創設された日本美術院の創立に参加。この頃、試みていた没線描法が世間から「朦朧体」と酷評を受けるも、二人はあきらめることなく切磋琢磨しあいながら画業に励みました。
今展は、春草ゆかりの長野県において、初期日本美術院の代表的な作品を数多く所蔵する水野美術館の貴重なコレクションから選りすぐりの作品で構成し、89歳まで生きた大観と36歳で夭逝した春草、二人の画業と挑戦をあらためて顕彰します。
※パラミタミュージアムHPより引用。
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2025年10月3日(金)~11月30日(日)
※会期中、一部展示替えがあります。
前期:10月3日(金)11月3日(月・祝)まで
後期:11月4日(火)~30日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時30分(入館は午後5時まで)
入館料:一般1,000円(4枚セット券3,000円)/大学生800円/高校生500円/中学生以下無料
お問合せ:パラミタミュージアム TEL:059-391-1088